手彫りのひょうたん小物入れです。
ふた部分に「太陽と月」、入れ物部分はアンデスの生活が彫り込まれた、
ペルーの文化が伝わる一品。
手彫りしたひょうたんに、黒や茶の焼き色を付けて仕上げています。
*自然素材を使った手作り品のため、ひとつひとつ形も表情も違います。
お届けする商品はHP記載のものと異なることがございますが、
ご了承くださいますようお願い申し上げます。
幅:約8cm×高さ:約7.5cm(取っ手部分含まず)
材料:ひょうたん
ペルー製
ふたの片側は太陽 |
反対側は月 |
手のひらサイズです。 |
ふたを開けるとこんなふう。 |
織物や糸紡ぎなど、アンデスの日常生活が 彫り込まれています。 「太陽と月」はスペイン語で「ソルイルナ」 と言います。 |
【作者について】
こちらの商品は、アレハンドロ.Hさんの工房で作られた作品です。
アレハンドロさんは、当店がオーナメントやマラカス、ふくろうなどの
制作をお願いしている、非常に腕の良い職人です。
新しい試みをしていくことにとても意欲的な働き者です。
作者のアレハンドロさん
彩色する作品は女性が担当することが多い。
ふたを切り離す作業は力が必要。若者の担当です。
【ペルーのひょうたんについて】
ペルーでは、紀元前2千年以上前から現在まで、酒器や食器としてひょうたんが利用されています。
ひょうたんの主産地は北または南の海岸沿いの地域ですが、現在ひょうたん細工で有名なのは、
中部アンデス フニン県のワンカーヨ近郊です。
標高3400m、ひょうたんの栽培は不可能なこの地でひょうたん細工が始まったのは19世紀後半のこと。
交易で運ばれたひょうたん細工を真似て作ったところ、その出来の良さが評判となり、以来、村ぐるみで
ひょうたん細工が作られるようになりました。
ひょうたん細工の技術は、親から子へと代々受け継がれ、
今ではワンカーヨのひょうたん細工は、
ペルーを代表する民芸品のひとつになっています。