ひょうたん村のクリスマスイベント
当店自慢のひょうたん細工の作者であるアレハンドロさん。彼の主催するイベントのご報告です。
「何に使われるかわからないお金を寄付するのがきらい」な、ちょっと天邪鬼な私たち。
生産者と対等な関係でいたいということもあり、売上げの一部を援助するということも通常行いません。
そんな私たちの例外。
ささやかながら金銭でのサポートを行っているのがこれ。
ひょうたん細工でお世話になっているアレハンドロさんが主催する
「地域の子供たちのためのクリスマスイベント」です。
本当は、現地に行ってお手伝いしたり、地域の人たちと触れ合ったりするのが一番なのですが、
なかなかタイミングが合わず、お金を送るだけになってしまいます。
アレハンドロさんには、写真でイベントの報告をしてもらっています。
今回のイベントは、2008年12月28日(日)に行われました。
子供たちに加え、地域の80歳以上のおばあさまたちもご招待。
ペルーのクリスマス恒例の飲み物「チョコラテ(ホットチョコレート)」をふるまい、
お米や牛乳など、基本的な食料をセットにしてプレゼントしました。
「みんなが本当に幸せないい顔を見せてくれた。
それが何よりうれしい。」とアレハンドロさん。
アレハンドロさん、そしてご家族の皆さま、お疲れさまでした。
みんなが喜んでくれて、私たちもとてもうれしいです。
子供たちに飲み物をふるまう、奥様のアドリア-ナさんとご家族
プレゼントをもらう子供たち
おばあさまたちも参加。
子供たちとの触れあい、また食料品のプレゼントを喜んでくれました。
こちらの方が最高齢のおばあさま
中央がアレハンドロさん、後ろに参加者のみなさん
アレハンドロさんと、アレハンドロさんのお母様
参加者のみんなももらったプレゼントは、お米や牛乳などの生活必需品
アレハンドロさんは、決して裕福ではありません。
ご自身と奥様、子供たちと、揃って腕の良いひょうたん細工師で、仕事熱心なので、
食べていくのに困るということはありませんが、生活ぶりはごく質素です。
それにも関わらず、アレハンドロさんは地域のために様々な活動を行っています。
毎年恒例になっている子供たちのためのクリスマスイベント。
自宅の一部を開放して子供たちに本の貸し出し。
また、アレハンドロさんの家の周辺は数年前までゴミだらけだったそうです。
「この場所を訪れる人たちのため、何より自分たちが気持ちよく生活するため」に、
「ゴミを捨てないようにしよう!」と根気強く近隣の人々に呼びかけ続け、
4年の月日をかけて周辺をきれいにすることに成功しました。
数年前までゴミだらけだったことなど想像できない美しい田園風景
アレハンドロさんの尽力のたまもの
コミュニティのリーダーとして尊敬され、愛されているアレハンドロさん。
私たちも彼のことが大好きで、とても尊敬しています。
いつも良い刺激を与えてくれる大切な人です。
アレハンドロさんのひょうたん細工もその人柄とおり、誠実に精緻に作られた美しいものです。
何度見ても見飽きることがなく、見ているとゆったりと豊かな時間が味わえる逸品です。
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